鬼塚 喜八郎氏の講演を聴く機会

東京への泊出張の折、株式会社アシックスの代表取締役会長職にある鬼塚 喜八郎(おにづか きはちろう)氏の講演を聴く機会に恵まれた。

スポーツシューズ製作の会社を一から設立し、創業間もない頃のバスケットシューズの”オニヅカ タイガー”は一世を風靡(ふうび)したという。その後スポーツ関連のジャンル違いの他社二社と合併し、ご存知”アシックス”の誕生となった。

このアシックスという社名は、ラテン語の・・・・・
Anima(=Mens) Sana In Corpore Sano
の頭文字五つを取って繋げたものという。つまりASICS(=アシックス)。
当時、鬼塚氏の知人が「うまいこと社名を作ったなー。三社合併で代表者が三人。足元を見れば、足が六本(シックス)。でもって、足が六本(シックス)。アシックス。としたんやろーっ」と云ったそうだ。
ポビーは、単純にアシックスはスポーツシューズが有名だから、足(あし)の音をとって英悟らしくした社名だと、ぐらいにしか想っていませんでした。(笑)

因みに上記ラテン語の意味は十七世紀以降「健全なる肉体に完全なる精神宿る」と意訳されている。鬼塚氏も、そのつもりで引用したと講演で話されていた。

この言葉の源は、
”Orandum est,ut sit mens sana in corpore sano"
上記語は、ローマ法王二世が、側近の哲学者として有名だったジュウベナリスに、神に祈る人間のほんとうの偽りの無い気持ちを簡単な言葉で表現してみよ。といわれたので作られたとのことである。
で、その言葉の意味は「上帝よ、人に心も体も強きことを祈り奉る」だそうだ。

講演中に高橋尚子のマラソンシューズ、イチローのスパイクシューズの同形モデルも回覧されて、見て触れることもできた。二つとも非常に軽いですね。
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今回一番印象的だったのは、講演内容もさることながら、鬼塚氏が齢八十八歳で、矍鑠(かくしゃく)として、七十代前半もしくは、それ以上に若いと感じたこと。声に張りがありはっきりと明瞭。動作も機敏。しかも働き盛りに二度三度と病床に臥せったことがあったとのこと。
あのぶんだと、九十歳台後半までお元気そうです。

一枚目の写真出典:http://www.osaka-gu.ac.jp/event/cul_seminar/asics/index.html
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by pobby777 | 2006-07-20 15:10 | 本/講演など
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