山本夏彦「何用あって月世界へ」

一時(いっとき)山本夏彦氏の単行本や文庫本をよく読んだ。十数冊になる。その中の一冊「何用あって月世界へ」b0074141_21425437.jpg
山本夏彦氏は、大正4年、東京下谷根岸生。コラムニスト。週刊新潮の”写真コラム”で氏を知ったのが、平成の二桁になってから。それ以来のファン。b0074141_21551858.jpg
残念なことに平成十四年十月二十三日帰霊。
昭和三十年代から月刊誌「室内」の編集人兼発行人。辛口批評を歓迎する人も居れば、眉を顰(ひそ)める人も居る。ポビーは、氏の洞察力に教えられるものが多々ある。
本の”序にかえて”の中より
・未熟な子供が発する「なぜ」は、そもそもなぜではない。これらすべてを承知した上で、なお釈然(しゃくぜん)としないなぜが本当のなぜである。早くなぜを連発した子供は、大人になって本当のなぜを発することがない。
・人は言論の是非より、それを言う人数の多寡(たか)に左右される。

何度繰り返して読んでも、その都度教えられることが多い。
[PR]
by pobby777 | 2006-08-11 21:42 | 本/講演など
<< 未明の雷(かみなり) 愛用の辞典「デイリーコンサイス... >>